社長挨拶Message

当社ホームページにアクセスいただいたことに御礼申し上げます。

ベトナム、上海に展開するTOWAグループの本社である株式会社 TOWA JAPANは、航空計器を生産する企業として1932年に東京都の大森で創業しました。発足時の社名は、創業者渡邉ケンジの名前から渡邉精機製作所、その後新潟に移り東和製作所として歴史を重ね、2018年から社名を改め株式会社TOWA JAPANとし現在にいたっています。

創業時の航空計器の製造から高い技術力と信頼性の根幹をなす管理力は、品質管理の最高栄誉賞たるデミング賞を1960年に全国中小企業2番目に受賞するなどの評価をいただきました。その後の主たる生産品目であるTOWAブランドの工業用ボビンケースでは、ピーク時に縫製産業界で世界市場シェア70%以上という圧倒的な地位を築き、世界90カ国以上に販売しました。

社内では、素材から熱処理までの一貫生産体制を引き、自動化生産設備の自社生産体制も構築しました。それら技術を応用し、世界初の自動麻雀卓を開発販売。当時テレビや新聞で評判になりました。1985年頃からは、培ってきた技術力・管理力で、自動車ブレーキ関連部品や建機、農機、マリンエンジン関連の精密油圧部品を生産しています。

生産拠点としては、1995年TOWA industrial Vietnamを立ち上げ、現在ベトナムで4工場に約1,000名の社員を抱え安定的な量産体制を敷いています。また2003年、上海に駐在員事務所を開設し、現在は上海東和商貿公司として主に中国国内での販売体制を構築しています。

「技術力と管理能力で社会に貢献する」を経営理念とし、グローバル化が進んだ時代に即し、国境を越えた事業展開を目指しています。そして、社員の「知的好奇心」が発揮される事業領域の拡大に常に取り組んでまいります。

それでは、詳細を当社ホームページでご確認いただければ幸いです。

代表取締役社長渡邉 豊